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原子力発電所事故由来の放射性物質(Cs-137)によるコンテナ貨物の汚染を検査しています。
車両は停車することなく時速8km以下で装置を通過するだけで迅速に汚染の有無・汚染場所・空間線量率・CPSの各データをオペレーションPC画面上に表示し、アラームを発報します。
コンテナ番号も同時に記録され、これらのデータは全てサーバ上のデータベースに保存されます。
また、車両が装置内で一時停止した場合にも装置は自動的に測定を中断し再度走行を開始した時点で測定の継続を開始します。
本装置はコンテナ高全体で感度誤差10%以内、コンテナ横方向のデータ欠損ゼロとなるよう機器レイアウトがなされています。
システムは稼働開始後はユーザによる操作は必要ありません。警報発報時のみ報告書出力などの簡単な操作だけで運用が可能です。ソフトウエアのユーザインターフェイスは全て日本語化されています。
本装置は、日本国内で80式以上が現在も稼働中です。
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旧ソビエト連邦崩壊後の核拡散を監視するために米国エネルギー省(DOE)並びにロスアラモス国立研究所・オークリッジ国立研究所等とで開発された海上輸送用コンテナモニタです。
本装置では核物質の移動を検知するためにガンマ線・中性子線の検出器を内蔵しています。
車両通過、オペレーション等は上記のシステムと同様です。
本装置は世界各国の港湾施設・国境・重要施設等に設置されています。日本国内ではMIにより11式の納入実績があります。 |
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スクラップモニタは、スクラップ中に紛れ込んだ放射性物質或いは汚染したスクラップを検知します。
スクラップに紛れ込んだ放射性物質が溶鉱炉に投入されると、炉が汚染されてしまいます。
スクラップモニタは搬入トラック・鉄道貨物に積載されたスクラップを走行状態で測定することができます。
NUCSFEのスクラップモニタは大容量の検出器を搭載して高感度の測定を実現しています。
NUCSAFEのスクラップモニタは北米のNUCORで導入されNUCOR社の全サイトの監視を一元管理しています。
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歩行者用モニタ |
空港・旅客ターミナル(船舶・バス・鉄道等)・大規模イベント会場・重要施設出入り管理 |
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歩行者用モニタは空港・駅・埠頭・大規模イベント会場等不特定多数の歩行者が利用する施設に設置されています。
また、発電所・防衛施設・政府関係施設等への出入り管理としても利用できます。
歩行者用モニタは歩行者を止めることなく、また一人ひとり順番を待つ必要もなく迅速に放射性物質の有無を検知します。
検知時には警報発報直前に歩行者の写真を撮像します。
左の写真は英国国際空港に設置された装置です。
歩行者用モニタは人だけでなく家畜・ペット用にもカスタムメイド可能です。
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バックパック内には高感度のガンマ線・中性子線検出器が収納されています。
放射線を検知するとバイブレーション・イヤホンでの警報・ディスプレイ表示で警報を発報します。
バックパックの機動性は繁華街・イベント会場等での人込みの中での自由な行動を実現します。
汚染が検知され、それが人体取って危険である場合、バックパックをその場に放置することで、簡易的なモニタリング
ステーションとしての機能も発揮します。 |
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ヘリコプター搭載型のガンマ線モニタです。(中性子も可能)
GPS内蔵でリアルタイムのポストミッションをじつげんします。 |
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車載システムです。このシステムでは環境の汚染計測の他に、駐車場にある車両に隠されたRIの発見、小型ボートでの海上臨検等アクティブに対象にアクセスしてRIの有無を確認することができます。
また、このシステムの応用として空港等の手荷物のベルトコンベア上に配置することで手荷物の検査を行うことも可能です。
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SXIは、米国航空機メーカ、NASA等に採用されたX線後方散乱(バックスキャッタ)型非破壊検査装置です。
今後急増する社会インフラの維持管理のためには、現状の把握は必須の要求です。
X線を用いたイメージング装置はレントゲン検査等に代表されるようにX線の発生部と受光部(検出器)の間に測定対象をはさみ込む必要があります。また、構造物の比較的浅い場所を検査するためにも、構造物全体を透過できる大電流のX線発生装置を必要とするため、装置の大型化のみならず管理区域設定範囲の拡大など多くの課題をもっていました。
更に透過型は膨大なデータを処理するため測定後結果を得るまでに多くの演算処理を必要としています。
NUCSAFE社SXIはX線後方散乱技術を用いる事で、片面からだけの測定でリアルタイムに鮮明な画像を得る事ができます。
SXIを使用すれば、トンネルなど”裏面”が無い測定物、高齢コンクリート橋の鉄筋の状態などを鮮明に検査することができます。もちろん、大型のX線発生装置は必要としないので装置の小型化が達成できます。SXIを用いれば運用中の燃料タンク・水タンク・水道管等の検査も容易です。
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